会長(学長)挨拶
平成26年9月
   

 

茨城大学社会連携事業会会長

茨城大学長  三村 信男

 

 平成26年9月1日付で学長に就任した三村でございます。社会連携事業会の皆様、地域の関係者や茨城大学卒業生の皆様、どうぞ宜しくお願い致します。 ここでは、学長として、茨城大学の大学改革ビジョンについて述べたいと思います。
 平成26年5月、増田寛也元総務大臣が発表した「人口減少社会」の予測は、社会に大きな衝撃を与えました。2040年には、人口の減少によって、523もの市町村が「消滅する」可能性がある いうものです。この予測を受けて、安倍政権「地方創生」を政策の柱に据えました。地域の将来像に対する危機感と関心の高まりによって、わが国の長期的な持続性を社会全体で考えようと いう新しい流れが生まれたと言えます。
 そのような時代に、大学は何をすべきでしょうか。実は、大学に対する社会の期待は、既に大きく変わってきています。教育・研究にとどまらず、グローバル化への対応や地域貢献、 大学発イノベーション創出など社会が直面する課題に直接取り組むことが求められるようになっています。これは、大学の社会的役割の拡大を迫るものです。  こうした認識にたって、学長就任にあたって茨城大学のビジョンを考えました。つまり、大学は「社会の公器」だということです。公器とは、社会にとって無くてはならないものという意味 ですが、その機能には、変わらないもの(教育・研究)と社会の変化に合わせて変わるべきもの(グローバル化・地域貢献など)があります。地域社会が衰退の危機にある時に、地域にある 大学がそれに向き合うのは、まさに大学の使命だと言えます。そのような考えから、学長就任の所信で「持続可能な地域づくりの拠点となる大学、その中で世界的な強み・特色が輝く大学」 というビジョンを掲げました。これは、地域とグローバルな課題の解決によって「地域再生の拠点となる大学」を目指すと言うことですが、教育・研究・社会貢献・国際化などあらゆる分野で地域との 連携を図ることを意味します。こうした大学のあり方がどのように具体化できるかは、今後の実践にかかっています。多くの教職員と学生、地域の関係者の皆様の参加によって、茨城大学 が「地域再生の拠点」となる新しい大学像をつくり出したいと願っています。
 最後になりましたが、社会連携事業会のこれまでのご支援は、茨城大学の地域連携事業と留学生への経済的支援を進める上で大変役立っております。これまでのご厚意に心から感謝 するとともに、今後もご支援、ご鞭撻を宜しくお願い致します。

以上

 

平成20年12月のみなさまへのごあいさつ

平成20年 4月のみなさまへのごあいさつ
平成17年 6月のみなさまへのごあいさつ
平成16年 9月のみなさまへのごあいさつ

 



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